夜、灯りに浮かぶ嚴島神社の大鳥居と水鏡

Deep Miyajima

日帰りの人波が去ったあと、
島はあなたのものになる。

世界遺産の島には、宿泊した人だけが知る時間があります。朝の光、真昼の潮、夕暮れの静寂、そして灯りに浮かぶ夜の大鳥居。
宮島に、もう一泊。もっと深く。

その時間を、見る

Two faces

同じ島が、時刻によって
まったく違う顔を見せる。

Daytime

昼の宮島

表参道商店街は、世界中から訪れた人々の熱気で満ちています。写真を撮り、名物を頬張り、多くはその日のうちに船で島を離れていきます。これが、大半の旅行者が知る宮島です。

夜、朱に灯る嚴島神社の社殿と回廊
After the last boats

日帰り客が去ったあと

夕刻、人波が船に乗って本土へ戻ると、島は宿泊するわずかな旅人と、島に暮らす人々のものに戻ります。静けさが降り、灯籠に火が入る。ここから先は、泊まった人だけの時間です。

Hours only for those who stay

夕暮れから夜明けまで。
島がいちばん美しい時刻に、あなたはいる。

Dusk / 宵の口

灯りがともり、喧騒が引いていく

石灯籠に明かりが入るころ、島の音は波と鹿の足音だけになります。昼とは別の場所に来たような、静かな時間の始まりです。

夕暮れ、黄金の干潟に立つ大鳥居のシルエット

Night / 夜

闇に浮かぶ、大鳥居

御笠浜から望む大鳥居は、日が落ちると水面に映る一本の灯になります。人のいない浜辺で、ただそれを眺める時間は、宿泊した人だけのものです。

夜、灯りに浮かぶ大鳥居と水鏡

御笠浜より。灯りに照らされた大鳥居が、水面に映る。

Late night / 夜更け

島の空に、星が満ちる

本土から離れた島は、光が少ないぶん夜空が深く見えます。見上げれば、都市では失われた数の星が広がっています。

夜、石灯籠の列と朱に灯る社殿

Before dawn / 未明

誰もいない、朱の回廊

夜明け前の厳島神社。開門とともに、人のいない朱塗りの回廊を歩けるのは、島に泊まった旅人の特権です。潮が引けば、大鳥居の足元まで歩み寄れることもあります。

未明、誰もいない参道の石灯籠と社殿

Dawn / 夜明け

弥山の稜線が、朝日に染まる

島の背に立つ弥山。夜明けの光が稜線を金色に縁取るころ、島は新しい一日をゆっくりと迎えます。この静かな朝を見た人は、もう「日帰りの島」とは呼びません。

大聖院・万灯堂、天井を埋めつくす千の灯籠を見上げる

A thousand lanterns

千の灯りに見上げられて。
この時間は、島に泊まる人のものです。

Another 1000 years

神をいつきまつる島を、
千年先も、いつくしむ。

これは、廿日市市が掲げるプロジェクトの名であり、この島に関わるすべての人の約束です。宮島は、島そのものが御神体として大切にされてきました。だからこの島では、訪れる人もまた「島の守り人」。一晩を島で過ごすことは、消費ではなく、島の暮らしと祈りの時間を分かち合うこと──千年続いてきた島の営みに、そっと加わることです。

※「千年先も、いつくしむ。」は廿日市市が推進する持続可能な観光地域づくりプロジェクトです。宮島訪問税は、島の自然と文化を未来へつなぐために役立てられています。

A thousand years

この島の夜は、
千年の物語の続きにある。

厳島神社は、およそ千年にわたり海の上に建て継がれてきました。現在に伝わる荘厳な社殿は、平安時代末に平清盛が造営を進めたもの。海に浮かぶ社殿という比類ない姿は、以来この島を「神の島」として世に知らしめてきました。

時代が下り、この島は歴史の転換点の舞台にもなります。1555年(弘治元年)の厳島の戦い。毛利元就が寡兵をもって陶晴賢の大軍を破り、中国地方の覇権を決定づけた合戦です。あなたが夜歩く浜辺や山は、その物語が刻まれた場所でもあります。

島の言い伝え

あまりに神聖な島であるため、かつては島の上で死や出産を忌み、これを避ける信仰があったと言い伝えられています。人が「暮らしすぎない」ことで、島は神の領域として保たれてきた——そう語られてきました。(※言い伝え・信仰として伝わるお話です)

Every visitor, a keeper

千年の物語は、ひとりでに
残ったのではありません。

「自然と文化・歴史、これらを守ってきた島の人々の営みを知り、訪れた人にも、住まう人と同じように、島の守り人になってもらいたい。」

── 廿日市市 観光マナー啓発「神をいつきまつる島 宮島へようこそ」より

島の自然を、いつくしむ

島全体が信仰の対象。鹿も木々も浜辺も、神の島を形づくる一部として、そっと見守る。

島の文化を、うやまう

千年、海の上に建て継がれてきた社殿と祈り。その営みへの敬意が、静けさをつくる。

島の暮らしを、おもんぱかる

ここには暮らす人がいる。訪れる者もまた、住まう人と同じ心で島に向き合う。

あなたが夜歩く静かな浜辺も、誰もいない夜明けの回廊も、この心得を、住む人と訪れる人がともに守ってきたからこそ、今も残っています。宿泊して島の夜を過ごすことは、その営みに、そっと加わることでもあります。

島の心得を、知る(廿日市市公式)→
夜の宮島を海上から望む。社殿と町の灯り

その“あとの時間”のために、
もう一泊。

一泊が、この島の本当の顔を見せてくれます。
今夜、あなたが島に残る側に──島の守り人になりませんか。

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高付加価値の旅程を、ご一緒に。

宮島に1泊、中山間エリアに1〜2泊。旅行会社・DMCの皆さまとSea to Summit旅程(宮島1泊+中山間1〜2泊)を造成しています。商品シート・料金・FAMトリップのご相談を承ります。

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The other side of Hatsukaichi

海抜0mの世界遺産から、
標高1,000mの森へ。

宮島の桟橋から車でおよそ1時間。同じ廿日市市の北には、西中国山地の高原と原生の森が広がります。ジップライン、雪、渓流──島の静寂の次は、山の冒険を。

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