A thousand years島に流れる、千年の時間
この島の夜は、
千年の物語の続きにある。
厳島神社は、およそ千年にわたり海の上に建て継がれてきました。現在に伝わる荘厳な社殿は、平安時代末に平清盛が造営を進めたもの。海に浮かぶ社殿という比類ない姿は、以来この島を「神の島」として世に知らしめてきました。
時代が下り、この島は歴史の転換点の舞台にもなります。1555年(弘治元年)の厳島の戦い。毛利元就が寡兵をもって陶晴賢の大軍を破り、中国地方の覇権を決定づけた合戦です。あなたが夜歩く浜辺や山は、その物語が刻まれた場所でもあります。
あまりに神聖な島であるため、かつては島の上で死や出産を忌み、これを避ける信仰があったと言い伝えられています。人が「暮らしすぎない」ことで、島は神の領域として保たれてきた——そう語られてきました。(※言い伝え・信仰として伝わるお話です)






